しっかり準備して笑顔!5分の手間で味が激変!【上海焼きそば】
ソース焼きそばだけじゃつまらない人におすすめの上海焼きそば
困ったときの焼きそばだけど美味しく食べたいじゃない。
子供がいる日曜日のお昼ご飯。
思った以上に帰りが遅くなってしまった夜ご飯。
冷蔵庫に材料もあまり無いし...けれども今から色々と食材を買いに行って作るのも...という時に大活躍するのが焼きそばではないでしょうか。
キャベツさえあれば何とかなる。
私も小さい頃からマルちゃんソース焼きそばには何度もお世話になりました。
けれどもいつも焼きそば=ソース味ではどうしても飽きがきてしまうもの。
たまには中華料理店のような焼きそばが家でも食べたい!
そんな皆様にぴったりのレシピをお伝えします。
本当に簡単です。
そしてちょっとした手間で味がとても良くなります。
食材はあるものでいいんじゃないかな。
今回私が用意した食材はこちら。
調味料がいくつか抜けていますが、使用した食材は
・焼きそば麺 3袋
・豚肉切り落とし 180g(この写真のパック半分強くらい)
・キャベツ 1/4玉(写真は1/2玉)
・しめじ 1/2パック(写真は1パック)
・にんじん 1/2本(写真通り)
・キクラゲ 適量(この写真の半分くらい)
・にんにく 1かけ(写真の)
・しょうが 適量(※後述)
調味料(写真に写っているのはオイスターのみ)
・オイスターソース 大さじ3.5~4の間くらい
・酒 大さじ1.5くらい
・醤油 大さじ1.5くらい
・ごま油 小さじ1~1.5くらい
・鶏がらスープ(顕粒) 小さじ1いかないくらい(いってもいい)
・砂糖 小さじ1いかないくらい(むしろいけばいい)
炒める用
・ごま油 大さじ1くらい
・サラダ油 大さじ1くらい
・(必要あれば 酒・醤油)
※しょうがの適量ですが、スライスして4枚分くらいをみじん切りにしました。
なんて曖昧な分量なんだと思われるかもしれませんが、焼きそばのいいところってそこです。
分量だって入れる食材だってそこまで厳密にこだわる必要は無い。
私も本当はニラともやしを入れるつもりだったのですが、ニラは冷蔵庫に無く、もやしは買い忘れたのです。
豚肉じゃなくて海老でも良し。
ビーマンを入れてももちろん良し。
ただ個人的にはやはりにんにくとしょうがは抜かない方がいいかと思っています。
臭いの気になる女子たちも、明日がデートでないならば美味しさのためににんにくは外さないで。
そして肝心の焼きそばが写真に写っていないようです。
今回使用した焼きそばがこちら。
川喜本店さんの国産小麦焼きそば。
上海焼きそばは絶対に太麺の方が美味しいです。
私は太い方が断然好きです。
料理は準備が大切。それができれば誰でも料理上手。
思うに料理が苦手という人は調理のための準備をしっかりできていない人だと思うのです。
私なんかは自分が料理上手だとは思っていませんから、火をつける前にいつもしっかり準備をしてから調理に取り掛かります。
野菜を切る。
調味料を混ぜる。
おたまやヘラなどを用意しておく。
それと意外と忘れがちなのが食品の袋を開けておくこと。
油のついた手で何かを開けようとすると、なかなか開けることができなくて思わぬ失敗に繋がることもあります。
これ結構大事です。
とにかく火を使う料理であれば、調味料を含めて全ての食材を”あとは入れるだけ”の状態にして置いておくべきです。
もちろんそんなことをしなくてもできる人はたくさんいると思いますが、料理が苦手だと思っている人は是非そうしてもらいたい。
自分は出来ないからしっかり準備が必要だという意識は大切です。
というわけで大切な下準備です。
にんにくとしょうがはみじん切りです。
にんにくのみじん切り。
私は以下の動画と同じ方法でやっています。
こういうのは好みだと思いますね。
やりやすい方法でやるのが一番だと思います。
野菜はお好みの形に切りましょう。
しめじがあるのでしめじサイズに合わせるのもいいですね。
豚肉も何となく野菜たちのサイズに合わせてカット。
キクラゲはしっかり水でもどしましょう。
今回は結構大きいので何度か包丁で切りました。
調味料は全て小さい器に入れて混ぜ合わせます。
これで下準備は終了。
奥のボウルにはカットした野菜としめじが入っています。
ではいよいよ調理開始!
調理の行程はこちら。
いきなり今回の山場。
というよりポイントです。
結構やられている方も多いと思いますが、たった5分の手間で焼きそばが劇的に美味しくなる方法。
それは麺を茹でることです。
袋から取り出した麺を熱湯で茹でます。
ここの茹で時間に関してもそこまでこだわる必要は無いでしょう。
少なくとも麺が全体的にほぐれて、ばらけたらオッケー。
ざるにでもあげて置いておきます。
お湯を沸かして麺を茹でてのこの5分程度の手間で、完成した焼きそばの味が大きく変わります。
きっと。
(例え違いがわからなかったとしても「やっぱり茹でると麺が違うよね!」って言えるのが大人です。)
麺を茹でるのと並行してでも茹で終わってからでもいいですが、フライパンでも作業を始めます。
大さじ1程度の炒める用ごま油をフライパンに入れて、まずはにんにくとしょうがを投入。
焦らず待つ。
そしてしっかり香りが立つのを確認したら豚肉を投入!
この時点で当たり前ですが、食べたくなります。
豚肉の脂とにんにくしょうがのいい香りが混じってお腹が鳴り始めます。
豚肉に火が通って塩コショウすれば美味しいんじゃないかと。
美味しいに決まってるじゃないですか。
でも今は焼きそばを作っているんです。そこはグッと堪えましょう。
そうして肉にもある程度火が通ったことを確認したら今度は野菜(しめじ・キクラゲ含む)を投入!
野菜はある程度火が通ったら一度お皿に取りましょう。
せっかく茹でた麺だからもう少しこだわりたい。
さて野菜を取り出して何も入っていないフライパンに今度はサラダ油をしきます。
そこへ先ほど茹でた麺を投入。
野菜と別で炒めます。
というより焼きます。
焼きそばなので、焼きましょう。
しっかりした味付けが好きな方、あとは麺をお湯からあげて少し時間が経ってしまっているような場合にはそこに醤油・酒を加えてほぐしながら焼いてはどうでしょうか。
下味もつくし麺がほぐれるしで一石二鳥です。
この辺りも好みですが、香ばしいカリカリした部分も楽しみたければ麺はあまりゆすらず、焦げ目をつけるイメージで焼きます。
その作業がある程度終わったら先ほどお皿に取り分けていた肉と野菜たちを投入!!!
少し混ぜ合わせたら調味料を一気に投入!
あとはガシガシ炒めて、ぐるぐる炒めれば完成です。
しっかりした味付けですが、子供も美味しく食べられます。
当然ビールにも合いますよ。
ひと手間かけて美味しい上海焼きそば。
是非一度お試しあれ。